ジュニア京都観光大使

ジュニア京都観光大使とは?

ジュニア京都検定の名人認定者の中から任命されており,京都の魅力を伝えるために観光イベントや様々な伝統文化の体験などに参加しています。
大使の活動の様子や感想などは,情報誌「GoGo土曜塾」やこのページから発信します。

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歴史都市・京都から学ぶ ジュニア京都検定

ジュニア京都観光大使のGOGO体験レポート 後水尾上皇の別荘地 修学院離宮で宮廷文化を知る

比叡山麓にある修学院離宮は,江戸時代に後水尾(ごみずのお)上皇が造営した別荘地です。雄大な庭園と美しい建築群を堪能しながら,日本の宮廷文化を学んできました。

浴龍池

修学院離宮が造営されたのは,17世紀の中頃(江戸時代の前期)。比叡山の裾野に広がる自然の地形を生かして造られています。離宮を管理する宮内庁京都事務所では,京都市内の小中学校などを中心に,京都御所などの皇室関連施設で歴史や宮廷文化を学ぶ学習プログラムを実施しており,その一環でジュニア京都観光大使は修学院離宮を学習させてもらいました。

集合写真
「宮廷文化」を体験します!

修学院離宮は上離宮・中離宮・下離宮の3つの庭園からなり,約3kmの参観コースを1時間20分ほどかけて回ります。宮内庁職員の田村国男さんが絵図や古地図を使って修学院離宮の歴史や建物,庭園の説明をしてくださいました。離宮を造営した後水尾上皇自らこの地を選び,庭の草木や石の配置も自分好みに決めたこだわりの庭園だそうです。

下離宮
山並みを借景にした雄大な風景(左奥は比叡山)
水田

最初に下離宮へ向かい,主に上皇の御座所として使用されていたという寿月観(じゅげつかん)を見学しました。その後,後水尾上皇の第8皇女・光子(てるこ)内親王のために後から造られた中離宮の楽只軒(らくしけん),そして客殿を訪れました。客殿には天下の三名棚の一つ「霞棚」があります。鯉や園祭の山鉾が描かれた美しい杉戸絵もあり,華やかな内装になっています。

霞棚
杉戸・応挙,杉戸・祇園祭

松並木で繋がる各離宮の間には,青々とした田畑や常緑樹を刈り込んだ大刈込みが広がり,自然と調和した壮大な光景が広がっています。そして,修学院離宮のクライマックスは,上離宮の隣雲亭から見下ろす圧巻の眺望。大きな浴龍池を足下に望み,洛北の山々や京都市街,西山の峰々を見渡し、遠くには大阪のビル群が霞んで見えます。そんな天下の絶景に,大使たちも感動していました。

眺望
晴天に恵まれ,新緑と眺望はるかな絶景を堪能しました

浴龍池では,後水尾上皇がこの離宮を訪れる度に風雅な舟遊びを楽しんだそうです。自然の地形を生かして造られた修学院離宮の美しさ,そして宮廷文化をしっかり感じた大使たち。普段訪れる機会がない貴重な学習を通して,京都で磨かれてきた日本の王朝美を堪能しました。

浴龍池
千歳橋
千歳橋
クイズ! 京都市内にあるもうひとつの離宮は?

答え 桂離宮
西京区の桂川沿いにあり、こちらも美しい日本庭園と建築物で知られています。

修学院離宮
後水尾上皇が自らの美意識を集結させて造営した広大な別荘。自然と絶妙に調和した庭園が広がり,ハイライトと言える上離宮では京都市内を一望できる絶景が広がります。
http://sankan.kunaicho.go.jp/

住所
左京区修学院藪添
申込方法
往復はがきかHPで事前予約,または当日受付(先着順)※詳細はHP参照
参観料
無料
対象
18歳以上
休止日
月曜日(祝日の場合は翌日)
お問い合わせ
宮内庁京都事務所参観係
TEL
211−1215
※参観学習については,学校を通じて宮内庁京都事務所へお問い合わせください。

参加したジュニア観光大使

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    石山蓮也
    (伏見中2年)

    これまでほとんど知らなかった修学院離宮ですが,景色を見たり説明を聞いたりして,自然の地形を利用して造られているんだということを知りました。

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    坂元柾毅
    (桂川中2年)

    実際に修学院離宮を見学しながら宮廷文化を学習できたのは貴重な体験でした。山などの周りの風景をも庭園の一部のように見せる昔の人の工夫に驚きました。

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    髙谷翠
    (京都教育大学附属桃山中2年)

    修学院離宮はこれまで見てきたどの庭園よりも大きく,スケールが違いました。木や生け垣が密集していたところから急に視界が開けて大きな池が出てきた時はびっくりしました。

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    橋本未来
    (京都女子中2年)

    上離宮の浴龍池にあった中国風の千歳橋が印象に残りました。こんなに広いと植物や樹木の水やりも大変でしょうし,敷地内や周辺をきれいに保っていることがすごいなと思いました。

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    本川哲也
    (京都教育大学附属小中7年)

    修学院離宮のことは名前しか知らなかったのですが,実際に見学するといろんなことを考えて造られていることがわかりました。上離宮から見る京都市街の景色が心に残りました。

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    山田彩貴
    (京都教育大学附属桃山中2年)

    修学院離宮は,後水尾上皇がまず土で模型を作ってから実際に造り始めたそうです。強いこだわりを持って造られているだけに見応えがありました。他の皇室関連施設もぜひ見てみたいです!

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