ジュニア京都文化観光大使

ジュニア京都文化観光大使とは?

京都の魅力を伝えるために観光イベントや様々な伝統文化の体験などに参加しています。
大使の活動の様子や感想などは,情報誌「あつまれ!京わくわくのトビラ」やこのページから発信します。
(令和2年度までは、ジュニア京都観光大使という名称で活動。)

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歴史都市・京都から学ぶ ジュニア京都検定
ジュニア京都文化観光大使のWAKUWAKU体験レポート

ステージを支えるプロの仕事を体験!ロームシアター京都の舞台裏

「西陣織」をのぞいてみよう編

繊細な技術と美しさに感動!

佛教大学オープンラーニングセンター連携
「親子ジュニア京都学講座」に参加し,
西陣織の歴史や技術を学びました。
京都が誇る織物の魅力とは!?

親子ジュニア京都学講座は、佛教大学の先生方が“京都の不思議”を解き明かし、分かりやすく教えてくださる人気の講座です。毎年夏に開催されていますが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で冬の開催となりました。今回は、「京都のまちのナゾ」と題し、「京都の師走と正月」「西陣織をのぞいてみよう」「地図から読み解く京都の歴史」という全3回の講座が開催されました。

今回はその中の「西陣織をのぞいてみよう」をご紹介します。この講座では、京都を代表する伝統的工芸品であり、多くの職人の匠の技が集結した「西陣織」について学びます。先生は、西陣屈指の帯作りの老舗・泰生織物株式会社の社長・酒井貞治さん。まずはじめに、大使たちは西陣織の歴史について教えてもらいました。

西陣織の歴史

  • 5~6世紀に大陸から日本へ渡来した秦(はた)一族によって、絹糸を取る養蚕(ようさん)と絹織物が広がります。
  • 平安時代の中頃、大舎人(おおとねり)町というエリアに職人たちが集住し、織物づくりが盛んに。
  • 室町時代に起こった応仁の乱によって職人たちは京を離れます。戦乱の後、帰京した職人たちは西陣の地で織物業を復活。西陣織が誕生しました。
  • 2022年は、西陣織誕生からちょうど555年の節目の年です。

続いて学んだのは、西陣織の製造工程です。西陣織は、企画・製文、原料準備、機準備、製織や仕上げなど、20以上もの工程があり、それぞれの専門職人の卓越した技術による「分業制」で作られています。原料となる絹糸は蚕(かいこ)の繭(まゆ)から作られますが、1つの繭から1300メートルの糸ができるという話を聞いて、大使たちはびっくりしていました。

織物に使う糸の色は最大で30色ほどですが、異なる色糸を重ねることで、さらに多くの色を表現できるそうです。例えば、赤糸と金糸を重ねるとオレンジ色に見えるとのこと。目の錯覚を利用した「浸み込み(しみこみ)」という技術だそうです。

お話を聞いたあと、大使たちは蚕の繭や絹糸、図案の下絵や実物の帯などを見せてもらいました。絹糸にはツルツルしたものやゴワゴワしたものなど、さまざまな種類があり、実際に触らせてもらって糸の感触を知りました。普段はなかなか見られない帯の裏側にある、びっしりと密集した糸を見て驚く大使も。先生から、実際に織物に使用されている金糸も配られ、その作り方を教わるという貴重な体験もしました!

今回の講座で、大使たちは京都の伝統産業・西陣織のルーツと製造工程を学びました。自分たちの住むまちにある世界に誇れる技術について、今回の講座での学びをきっかけにもっと深く知りたいと思ったそうですよ。まだまだ知らない“京都の不思議”を知ることができる「親子ジュニア京都学講座」、興味が湧いた方はぜひ、次の開催を楽しみにしていてくださいね。

佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)
2021年4月,佛教大学四条センターが紫野に機能を移し「佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)」として開設。対面とオンラインを融合した新しい講義スタイルを展開している。


[HP] https://www.bukkyo-u.ac.jp/olc/
[住所] 京都市北区紫野北花ノ坊町96
[電話] 075-366-5511

「西陣織」の名前の由来と言えば?

答え B.応仁の乱
室町時代に起こった応仁の乱は、京都のまちを舞台に東軍と西軍が争った大きな戦乱。現在の西陣という地名は、山名宗全が率いた西軍が陣を置いたことが由来です。

参加したジュニア京都文化観光大使

※所属・学年は取材時

  • 柴田珠子さん

    柴田珠子さん
    (上高野小6年)

    丁寧に描かれた図案がそのまま織物の美しくて細かい文様になっていることに驚き,技術がとても高いことを感じました。機織りの方法や種類を学んで,自分で織物を作ってみたいです。

  • 髙木彩巴さん

    髙木彩巴さん
    (元町小6年)

    図案があることを知らなくて、初めてその役割を知って、図案があるからこその織物なんだと分かりました。糸の色どうしが混ざるなんてみじんも思いませんでした。織物を作っている最中も見てみたいです。

  • 髙木日向莉さん

    髙木日向莉さん
    (岩倉南小6年)

    西陣織は有名なので聞いたことがありましたが、知らないことだらけでした。今日学んだことを元に、西陣織のように京都で代々受け継がれているものや、ものづくりについて学びたいと思いました。

  • 津田麟太郎さん

    津田麟太郎さん
    (太秦小6年)

    今日の授業で、西陣織がどのようにできたか、どのような手順で作られていくかを知ることができました。今まで知ることのできなかった織り方や、金糸の作り方について深く知ることができて、とても良い時間でした。

  • 中村竜輔さん

    中村竜輔さん
    (朱雀第三小6年)

    まゆの歴史を知って、もっとまゆについて知りたいと思いました。まゆのDNAを変えることで糸の色をかえる実験についても知りたいです。これからもたくさん調べたいと思います。

  • 浪方柚季さん

    浪方柚季さん
    (西院小6年)

    絹糸は蚕からできていることは知っていたけれど、細かいことは知らなかったので面白かったです。西陣織は本当に細かくて繊細なんだと改めて実感しました。蚕の育て方なども知りたいです。

  • 松島有希乃さん

    松島有希乃さん
    (醍醐小6年)

    蚕から糸を作ることは知っていたけど、そこから1300mの糸がとれるなんて「長すぎ!」とびっくりしました。実物を見たり、さわったりして、あらためて西陣織の良さが分かりました。

  • 山中彩衣さん

    山中彩衣さん
    (西陣中央小6年)

    前に学校で西陣織会館に行かせてもらった時に話を聞いて、今回の講義でも分かったことがたくさんあったので、発表する時に活かしていきたいと思います!西陣織の歴史について、もう少し詳しく知りたいです。

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