ジュニア京都観光大使

ジュニア京都観光大使とは?

ジュニア京都検定の名人認定者の中から任命されており,京都の魅力を伝えるために観光イベントや様々な伝統文化の体験などに参加しています。
大使の活動の様子や感想などは,情報誌「GoGo土曜塾」やこのページから発信します。

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歴史都市・京都から学ぶ ジュニア京都検定
GoGo体験レポート 京都をつなぐ無形文化遺産「京の菓子文化」を学ぶ 気になるお仕事探検 京指物職人 京都木工芸協同組合・同青年部

ジュニア京都観光大使のGOGO体験レポート 京都をつなぐ無形文化遺産「京の菓子文化」を学ぶ 老舗和菓子店で京の菓子文化を学び,実際に和菓子作りにチャレンジしてきました!

  • 和菓子の老舗「甘春堂」で

    今回,ジュニア京都観光大使たちが向かった先は,和菓子の老舗「甘春堂」。最初に,同店の代表で京菓子協同組合の木ノ下理事長から京都に伝わる和菓子の文化についてお話をうかがいました。

  • 京の菓子文化を知ってくださいね。木ノ下善正 理事長京菓子が大切にしているのが,四季。そして,折々の季節感を「色」で表すのが基本姿勢だそうです。まず目で見て,それから「紅葉賀(もみじが)」や「京嵐山(きょうらんざん)」といった「銘」を耳で聞き,手で触れ,香りと味を楽しむ。「まさに五感で味わうのが和菓子の魅力です」と理事長。

    また,京都では,結婚式などのおめでたい『ハレ』の日に食べる特別なお菓子を作るのが「菓子屋(上菓子屋)」で,いつも食べるおやつのようなお菓子を作るのが生菓子屋やおまんじゅう屋さんと呼ばれています。同じ「和菓子屋さん」だと思っていましたが,お店ごとに役割があることを知って驚きました。「こうした文化が残っているのも京の菓子文化のひとつです」。
  • お話しを聞いた後は,職人さんに教えてもらいながら2種類の和菓子作りに挑戦です。1つは,もち粉で粘り気を出した餡(あん)を細工する“練り切り”という生菓子の「京嵐山」。もう1つは,餡玉の周りにそぼろ状にした餡をまぶす“きんとん”の「紅葉賀」です。初めての和菓子作り,みんな上手にできるでしょうか…。
    ふむふむ 難しい…
  • 紅葉賀(もみじが)、京嵐山(きょうらんざん)練り切りは,手指で大まかに形を作ったあと,ヘラを使ってモミジの葉の形に整えていきます。きんとんは,きんとん通しと呼ばれるこし器で裏ごししたそぼろ餡を,お箸を使って餡玉に丁寧に付けていきます。慣れない作業に苦戦しながらも,職人さんに丁寧に教えてもらって秋らしい和菓子が完成しました。
    できました~♥
  • ずらりと並ぶ菓子木型、美しい!体験後はお抹茶とお菓子で一服。理事長から「和菓子作りに欠かせない木型の職人さんが,今は全国で5人しかいない」とうかがい,とても驚きました。だからこそ,京都に息づくものづくりの心と文化を受け継いでいくことが大切なんだと感じることができました。
  • 京の菓子文化
  • 古代の果物や木の実からはじまり,唐菓子や点心,南蛮菓子など,長い歴史の中でさまざまな文化と出合いながら京の菓子文化は育まれてきました。季節の移ろいと人々の暮らしとをつなぎ,菓子を通じて会話を楽しみ心に和(なごみ)をもたらす京の菓子文化は“京都をつなぐ無形文化遺産”に選定されています。

  • 甘春堂
  • 1865(慶應元)年創業,江戸時代から続く和菓子の老舗。伝統を守りながらも,時代に合ったさまざまな創作菓子を作り現代に至ります。
    菓子体験教室は,東店(東山)と嵯峨野店で開催
    http://www.kanshundo.co.jp

  • 参加したジュニア京都観光大使

  • 石山蓮也さん
    (京都市立伏見中1年)

    機械じゃなく手で作るのがスゴイ!

  • 笠原福人さん
    (京都市立京都御池中1年)

    人の手で作る和菓子にはあたたかみがあるなぁ。

  • 坂元柾毅さん
    (京都市立桂川中1年)

    京菓子には長い歴史があるんだ!

  • 髙谷翠さん
    (京都教育大学附属桃山中1年)

    和菓子は京都の大切な文化!

  • 橋本未来さん
    (京都女子中1年)

    和菓子には職人さんの想いがいっぱい詰まってるんだな。

  • 本川哲也さん
    (京都教育大学附属小中6年)

    和菓子みたいな手作りのものがこれからも残って欲しいな。

  • 山田彩貴さん
    (京都教育大学附属桃山中1年)

    今回の体験を学校の友達にも話します!

  • 吉田優羽さん
    (京都市立深草中1年)

    職人さんを守って後世に伝えていくという思いが伝わってきました!

ジュニア京都観光大使のGOGO体験レポート 気になるお仕事探検 京指物職人 皆さんは将来どんなお仕事をしたいですか?京都には,どんなお仕事があるでしょう?
ジュニア京都観光大使たちが,京都の気になるお仕事の現場へ取材に行ってきました!

京指物職人 京都木工芸協同組合・同青年部

金釘を使わずに木板や棒を組み,指し合わせ,細工を行う木工芸の職人さんです。

今回,ジュニア京都観光大使たちは京指物を学ぶため「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学」で行われていた木工芸展を訪れました。昭和初期の婚礼だんすが,テレビ台や靴箱といった現代の家具に生まれ変わる現場を見せてもらい,伝統工芸士の井口彰夫さん(京都木工芸協同組合理事長)はじめ木工芸家の皆さんに京指物職人のお仕事について教えていただきました。

  • お話をうかがった伝統工芸士の井口彰夫さん(京都木工芸協同組合理事長),木工芸家の臼井浩明さん,森地正和さん,崔錬秀さん
  • 「京指物は,元々どのような目的で作られ始めたのですか?」

    井口さん : 建物を建てる大工さんっていますよね。平安時代に,貴族などの身分の高い人が身のまわりで使う家具が必要になってきて,大工さんの中から細かいものを専門に作る人が現れました。今で言う木工屋さんや建具屋さん(扉や障子を作る人)です。当初は家具や建具,お椀や桶を作るのが主でしたが,後に茶道具や寺道具を作る人も増えてきました。それがそもそもの木工・指物の始まりです。

    「京指物の特徴を教えてください。」

    井口さん : 技術的な面では他の指物と変わりありませんが,武士や町人文化のなかで育った江戸指物は豪快でしっかりとした強いもので,社寺や公家文化の京指物は優美で繊細なものという違いがあります。

  • 使われなくなった古い家具を,現代の生活で使えるものにリメイクします。 木工芸品はちょっと削れば新品同様,違う用途に変えればずっと使い続けられるエコな素材なんです。
  • 京指物職人さんはたくさんの道具を使います。
  • 「どうしたら京指物職人になれますか?」

    井口さん : いちばんは技術を学べる学校に行くことですが,いま皆さんが学校で学んでいることも実際に仕事をする上ではとても大切です。図面を描く時には数学の比率の計算が必要になってきますし,いま学んでいる知識は20年後,30年後にきっと役立つものですよ。

  • 「金釘(かなくぎ)を使わずに作るのはどのようなメリットがあるのですか?」

    井口さん : 金釘を使わないことが指物の特徴ですが,昔は金釘がとても高価だったからなんです。機械がなかった時代に金属の釘を作るのは大変な手間とコストがかかりました。木の釘ならカンナやノミ,小刀があれば簡単に作れたんですよ。もともとは「手間とコスト」が理由ですが,金釘を使わないことで,結果的に木材同士がしっかりと馴染み,かえって強いものができました。

    「京指物の伝統を守っていくために必要なことはなんでしょうか?

    井口さん : 日本では,100年間ずっと続けてきたものづくりの技術を伝統工芸と言います。ただ,100年の間に無くなってしまうものもたくさんあります。いま作っていることを100年残すこと,そのためには皆さんがいま何を欲しがっているか,どういうものがこれから流行していくかなど,時代ごとのニーズを考えることや常に新しい挑戦をしていくことが大事なのかなと思いますね。

  • 職人さんたちは,伝統技法を使って現代の生活にあった品々を生み出しています。 木工芸品を実際に手にとって見てみました。
  • 大使記者
  • 笠原福人さん(京都市立京都御池中1年)

    ものを大切にする精神が代々の職人さんに伝えられていて素晴らしいなと思いました。桶で作った小さなコップが気になりました!

  • 坂元柾毅さん(京都市立桂川中1年)

    京指物職人さんは,使う人の使いやすさを考えて作っていて,感覚だけで繊細に仕上げているのがすごいです。

  • 髙谷翠さん(京都教育大学附属桃山中1年)

    京指物は,金属ではなく木の釘を使ったり,木材を組み合わせたりすることで,いつでもリメイクが出来て新しいものに生まれ変わることができるし,温かみがあってすごく素敵だなと思いました。

  • 橋本未来さん(京都女子中1年)

    すごく身近な木で作られていて,作った人の思いも込められているので,自分も使ってみたいなと思いました。

     

  • 本川哲也さん(京都教育大学附属小中6年)

    使われなくなったタンスを捨ててしまうのではなく使えるものにリメイクするということはすごいなと思いました。

  • 山田彩貴さん(京都教育大学附属桃山中1年)

    授業で彫刻をしたことがありますが,木を折ることなく,こんなに細かく削る繊細な作業は自分にはできません!伝統の技術は素晴らしいなと思いました。

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