ジュニア京都観光大使

ジュニア京都観光大使とは?

ジュニア京都検定の名人認定者の中から任命されており,京都の魅力を伝えるために観光イベントや様々な伝統文化の体験などに参加しています。
大使の活動の様子や感想などは,情報誌「GoGo土曜塾」やこのページから発信します。

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歴史都市・京都から学ぶ ジュニア京都検定

ジュニア京都観光大使のGOGO体験レポート 「まいまい京都」のまち歩きツアーに参加

「妖怪堂店主といく,オフィス街・四条烏丸に潜むまさかの魔界!」

今,京都で人気のまち歩きツアー「まいまい京都」に参加しました。今回のツアーのテーマは,なんとビルの谷間に潜む「怨霊」たち…京都の暑い夏も,これで涼しくなる!?

「まいまい京都」とは,老舗の女将さんや考古学者,庭師など様々な職業やバックボーンを持つ個性豊かなガイド陣が案内する京都のまち歩きミニツアーです。

今回,ジュニア京都観光大使が参加したのは,京都の都心・四条烏丸をスタートしてまちなかをめぐるツアー。オフィスビルや商業ビルが建ち並び,人や車が行き交う賑やかなエリアです。

ガイドをしてくださったのは妖怪堂店主・葛城さん。なんと“妖怪の子孫”だそうですが,こんな賑やかな場所に,ホントに怨霊がいるんでしょうか…。

ガイド・葛城さんの楽しい解説のおかげもあって,あっという間の2時間でした。小さなエリアを巡っただけですが,内容は盛りだくさん。

日本三大怨霊のうち二人に出会い,大グモ伝説やちょっとホラーな塚など背中がひんやりする,怨霊ならぬ納涼コースでした…。

  • 1.八坂神社大政所御旅所(おおまんどころおたびしょ)

    ビル群の谷底にひっそり。園祭の神輿(みこし)が立ち寄って神事を行う場所(御旅所)で,不気味な大グモ伝説が残っています。

  • 2.繁昌(はんじょう)神社 3.班女(はんにょ)塚

    埋葬しようとした遺体が知らないうちに家に戻っていたという平安時代のホラーが伝わる班女塚。もとは班女神社でしたが,やがて繁昌神社に変化。周辺も繁昌町という地名になり,今では飲食店が多い賑やかな通りです。

  • 4.諏訪町通

    南にある諏訪神社へ向かう通りで,読み方は「すわんちょどおり」。

  • 5.松原通

    現在の五条通を整備したのは豊臣秀吉で,本来の五条通(五条大路)は今の松原通にあたります。

京都魔界MAP

  • 6.十念(じゅうねん)の辻

    鴨川の死刑場へ向かう罪人に僧侶が念仏を10回唱えた場所だったとか…。

  • 7.牛若丸vs弁慶

    平安時代,若き源義経(牛若丸)と弁慶がバトルをした「五条の橋」。ホントはここにあったそうです。かつて流れていた西洞院川に架かっていました。

  • 8.五條(ごじょう)天神宮(社)

    平安時代は「天使社」という大きな神社で,天使突抜(てんしつきぬけ)という風変わりな地名の由来に。源義経と弁慶が初めて出会った場所とも伝わります。
  • 9.菅大臣(かんだいじん)神社(天満宮)

    菅原道真の生誕地と伝わる神社。道真は優れた学者・政治家として宮中で活躍しますが,ライバルによって九州・大宰府へ左遷され失意のうちに亡くなりました。すると都では様々な異変が相次ぎます。これを道真のたたりだと考えた人々は,たたりを鎮めるために道真を神様として全国の天満宮にまつりました。恐ろしい怨霊となった道真ですが,今では学問の神様としておなじみです。

  • 10.猫の鍾馗(しょうき)さん

    町家の小屋根の上によく見かけるのが,中国風の姿をした魔除けの神様「鍾馗さん」。なぜか猫の鍾馗さんも発見! 魔除けじゃなくて,福を招く?

  • 11.紅梅殿(こうばいどの)(北菅大臣神社)

    菅大臣神社の飛び地境内で,菅原道真の邸宅・紅梅殿があった場所です。

  • 12.矢田地蔵

    三条寺町の矢田寺がもともとあった場所。松原通の東で先祖の霊をお迎えし(六道珍皇寺の「迎え鐘」),西側のこの地であの世へお送りした(矢田寺の「送り鐘」)のだそうです。

  • 13.神田明神(かんだみょうじん)

    京都に神田明神?と驚きますが,江戸の神田明神と同じく平安時代の武将・平将門をまつる祠(ほこら)です。将門は朝廷に大きな反乱を起こしましたが,最後は捕らえられ,この場所で首がさらされた…という言い伝えが。祠は地域の方々によって守り伝えられています。

  • 14.膏薬(こうやく)の辻子(ずし)

    この場所で将門を供養したのが平安時代の名僧・空也上人と言われています。「空也供養の辻子」がなまって,やがて膏薬の辻子になったとか。

  • 河原洲際(かわらすま)

    烏丸通の語源。河原の洲(砂州)に接している(際・きわ)土地。かつては烏丸通に沿って小川が流れていたそうです。

  • 路地(ろーじ)と辻子(図子)

    行き止まりになっているのが路地,向こう側の通りまで貫通しているのが辻子。

  • 天神と天満宮

    天神は雷の神様。御所への落雷が道真のたたりとされたため天神と天満宮(道真)信仰が結びつきました。「天神」のほうが古い歴史を持っています。

  • 日本三大怨霊

    菅原道真(天満宮),平将門(神田明神),崇徳上皇(白峰宮)。

  • 葛城トオルさん葛城トオルさん
    妖怪堂店主。古物商4代目。大手印刷会社デザイナーを経て家業を継ぐが,ある日,自分が妖怪の子孫と気づき,妖怪伝道師となる。独自の切り口で京都の魔界や妖怪伝承を解明している。
  • まいまい京都
  • 「まいまい」とは,「うろうろする」という京ことば。2011年にスタートし,これまでに約2000ツアーを実施,約3万人が参加。京都の住人が案内する多彩なコースがそろい,NHK番組「ブラタモリ」への企画協力で脚光を浴びるなど,人気のまち歩きツアーです。
    http://www.maimai-kyoto.jp

参加したジュニア京都観光大使

  • 北島 澪さん
    (西京高校附属中2年)

    見過ごしてしまうような小さな場所に,とても深い歴史があるんだと確認できました。

  • 北村 尚暉さん
    (伏見中2年)

    こんなに楽しい京都に住んでいたんだ!と嬉しくなりました。

  • 熊谷 優花さん
    (桂川中2年)

    都市のビルの中にこんなに歴史があるなんて,とても魅力的です。

  • 藤本 新さん
    (府立洛北高校附属中2年)

    普段じっくり見ることのない場所から歴史や語源を知れて面白かったです。

  • 村松 晴香さん
    (京都光華中2年)

    細い路地を歩くだけで学べることがたくさん。また参加したいです!

  • 本橋 碧さん
    (西京高校附属中2年)

    大通りからちょっと中に入ったら歴史的スポットがたくさん。私も探してみたいです!

  • 森本 陽介さん
    (山科中2年)

    僕ももっとまちを歩いて,新しい発見をしたいと思いました!

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