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チョウの軌跡――長谷川三郎のイリュージョン

  • 美術館・博物館・ギャラリー
  • コード:14893

 「感覚をひらく」事業では2020年度からは作家(Artist)、視覚障害のある方(Blind)、学芸員(Curator)がそれぞれの専門性や感性を生かして協働し、京都国立近代美術館の所蔵作品の新たな鑑賞プログラムを開発する「ABCプロジェクト」に取り組んでいます。本展はその第3弾として、長谷川三郎の抽象絵画をテーマに実施します。

 1937年、長谷川三郎は《蝶の軌跡》という抽象絵画を描きました。画面は8の字や楕円、点々や荒い筆致だけで構成されているため、どこにチョウの動いた軌跡が描かれているのか分かりません。ただ、画面のなかで何かが動いていた気配だけが漂ってきます。こうした抽象絵画から受ける目に見えない気配のような感覚は、どのように伝え合うことができるのでしょうか。
 本プロジェクトでは、中村裕太(A)、安原理恵(B)、松山沙樹(C)の3人が、この作品と同じ大きさのキャンバスの上で、長谷川の筆致をなぞりながら言葉を交わし、図録や美術雑誌などの文献資料を読み合わせ、さらに動物行動学からチョウの飛ぶ道を検証していきました。そして、粘土やロープ、小豆などの素材を組み合わせることで、触れることで想像力が刺激される《蝶の軌跡》の触図*を作り出していきました。
 展覧会では、3人の会話や行動をもとに《蝶の軌跡》にまつわる長谷川の思索を推し量りながら制作した14種の触図を展示空間に設えます。会場を巡りながら、触図を見て、聴いて、触れることで抽象絵画の新たな鑑賞方法を探っていきます。

*触図(しょくず)とは、作品の構図や色合いなどを触覚情報に変換・翻案して表した図

日時

2023年10月5日(木曜日)10時00分2023年12月17日(日曜日)18時00分

補足事項:ただし10月6日、12月15日を除く金曜日は20時まで開館
(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日※ただし10月9日(月・祝)は開館し10日(火)は休館

展示

場所 京都国立近代美術館
京都市左京区岡崎円勝寺町
交通案内
バリアフリー等に関する設備・環境
参加対象者 限定しない

定員 定員なし
参加費用 有料
一般430円(220円)、大学生130円(70円)
*( )内は20名以上の団体料金、および夜間割引料金(金曜午後6時以降)
*高校生以下、18歳未満および65歳以上、心身に障がいのある方と
その付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください)
参加申込 申込不要

申込締切日
当日連絡先 0757614111
主催団体名 京都国立近代美術館
問い合わせ・
申込先
京都国立近代美術館
〒6068344
電話:0757614111
ホームページ:https://www.momak.go.jp/
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わくわくのトビラレポート
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